下越山岳会11月山行
荒船山
(経塚山 1,422.5m) 内山峠より山頂、往路下山
妙義山
(相馬岳 1,103.8m)  妙義神社〜堀切〜中間道より妙義神社に戻る



日 時  平成23年11月12日(土)〜同13日(日)
参加者 佐久間雅義(QLO)、坂井順一、宮下かほる、二瓶光江(NUO)、諏方俊子、LTQ(担当・L)
行き先  12日(土)  荒船山 (経塚山 1,422.5m)ピストン
      13日(日) 妙義山 (相馬岳 1,103.8m)縦走のうち前半(妙義神社〜堀切)
天 候  12日(土) 曇り後晴れ
      13日(日) 晴れ
装 備  秋山低山日帰
登はん用具:Φ8.5mm×50m・ハーネス・カラビナ・8環・ヘルメット
ナビ用品:地図・シルバコンパス・GPS
防寒具:合羽で代用
飲み物:ポカリスエット500ML×1・水1L(各1日)
食料品:握り飯2個 調理パン(各1日)
残 量:
その他 荒船山は夏靴、妙義山はアプローチシューズとした。




荒船山
コースタイム 事柄 備考
11月12日(土)
04:55分 集合場所集発
08:25分 佐久IC
09:25分 中山峠駐車場    道が判り難かった。
09:40分 登山口発
10:34分 一杯水
10:45分 艫岩西端に上がる。平坦な地形
11:00分 何故か?山頂と記載のある方位盤のあるビューポイント・・・・休憩 近くに避難小屋+WCあり
11:52分 経塚山・・・・ここが一応最高標高点で三角点もここ。
12:30分 経塚山発
12:55分 避難小屋着
13:08分 避難小屋発
14:09分 下山
国民宿舎 裏妙義へ移動


よく踏まれた登山道  艫岩西端に上がった。頂上部は極端に平坦な地形
   
いかにも、冬の関東の山。という感じだ。  岩壁の上から
   
 浅間山方面  避難小屋
   
 ビューポイント近くの沢山の登山者  下山途中からみた荒船山らしい風景
   



群馬県甘楽郡下仁田町と、長野県佐久市に跨る山で特異な山容で知られる。また、近年人気アニメの作者が転落死したことで、
不幸にも名を馳せてしまった。下から眺めるのとは裏腹に山頂部は非常に平坦な面白い地形である。
登山口となる、内山峠の標高は約1,070mで最高標高点は経塚山で1,422.5mで単純な高低差は350m強であるが、
実際には平坦な山頂部に至るまで、登山口から、小さなアップダウンを繰り返すので案外700m位の累積標高差となる。

登山口から小さなアップダウンを繰り返しながら、よく踏まれた登山道を進む。前日までの雨で登山道がぬかるんでいるところがあり、やや不快だ。
あまり、眺望も利かず楽しい山ではない。これで、ブナの葉が繁茂している時期では余計にそう感じるだろう。やはり、11月が良い時期なんだろう。

いかにも、初冬の関東の山という、風情を楽しみつつ進むと、艫岩の西端に上がった。急峻な大岩壁の頂部は極端なまでに平坦な地形であった。
浅間山方向がキレイに見えた。
暫く進むと、避難小屋がありその近くには、荒船山々頂と記してある山座を記した方位盤が設置してあった。
浅間山・榛名山が良く見える。

一休みして最高標高点の経塚山を目指す。当にハイキング道という感じの平坦な笹とブナに囲まれた登山道を進む。最後の僅かな区間だけ
が急登であるがごく僅かな距離。
ポンと出た狭くてあまり眺望のない場所であまり多くの人は憩えない程度の広さ。でも、ここには三角点の標識がある。
やはり荒船山の山頂はここなのだろう。

一休みして下山する。ファミリーハイキングという感じの山だった。
ボク的に敢えていうなら、盆栽みたいな山。眺めてヨシ。そういうこと。




妙義山
コースタイム 事柄 備考
13日(日)
07:00分 朝食
07:45分 国民宿舎裏妙義出発
08:14分 駐車場着
08:33分 登山口
08:55分 大の字
09:32分 辻
09:45分 奥の院
10:10分 見晴らし
10:48分 大のぞき
11:18分 天狗岩
11:47分 相馬岳(最高標高点)休憩
12:15分 相馬岳発
13:33分 堀切
13:50分 中間道に出る
15:00分 駐車場に戻る
20:00分 集合場所へ戻り解散

 駐車場からの妙義山  鎖場を登る
   
いい眺め  鎖場を下る
   
 急峻な地形はどうしてできたのだろうか?  鎖場
   
 中間道へ下っていく  中間道近くではモミジが美しかった
   


妙義神社から大の字を経て白雲山、最高標高点の相馬岳を経て、茨尾根、堀切から中間道に降り、妙義神社へ戻るコース。
大の字までは杉林を越え、雑木林を登るが、視界も無く鬱陶しい感じがする。
大の字からは徐々に視界も開け街並みを見下ろしながら歩く。
随所に鎖が設置されているし、ある程度ステップも切ってあり、またホールドも豊富なので問題無く進める。このコースは短いながら
傾斜のややキツイ、アップダウンを繰り返すので案外時間もかかる。各ビューポイントで岩壁と紅葉を楽しんで相馬岳。
ここからの下りがザレているので、ヘルメットを被り落石に備えた。
順調に下り中間道に出ると、多くのハイカーが気持ち良さそうに歩いていた。

入浴と、下仁田ネギを買いそびれた以外、計画書通りに進むことができた。
クライマーにとっては、一般道といえる。多分、鎖ナシでも堀切までは進むことは難しいことではないだろうが
普段、岩に馴染んでいない方にとっては、やや厳しい感じがするかもしれない。

前週に下見に付きあってくれたakiちゃんにSpecial Thanks.



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